唇の乾燥の対処法とその原因
マスク生活に終わりが来た今、マスクを取ることに抵抗を覚えている方が大半だと思います。「自分の顔のイメージが違って相手に失望されるかも」「長いマスク生活でお肌が荒れて見せられない」というような理由が多いと思います。私も同じくマスクを取ることに抵抗を感じています。先ほどあげた例以外に私が一番気にしていることは唇のコンディションです。ご飯のと時にマスクを外していると友人が私の乾燥してボロボロの唇ばかり気になっているようでチラチラと見られていてとても恥ずかしい気持ちになりました。今まではマスクをしていたし、口元に気を回していなかったとはいえ、無意識に唇の皮をむいてしまっていたのです。そんな私が実際に試して効果のあった唇のケアの方法を共有していけたらなあと思います。
唇が乾燥する原因
ここからは私が実際に感じていたことを交えて原因を話していこうと思います。
- 唇は角層が薄く、皮脂膜がない
皮脂膜がないということは表面を守るための保湿成分を分泌しないということです。その証拠として、唇にニキビができたことがある人はいないと思います。ニキビは皮脂膜に必要以上の油分をためたときにできるものなので唇にはできないのです。だから、油分の多いリップクリームなどをこまめに塗り、薄い膜を作るのが有効です。
2.過度な外的刺激
唇はとても繊細で、実は紫外線やエアコンの風ですら唇にとってはよくありません。なので、唇をこすったりすることも極力避けましょう。食べ物を食べた後に口を拭う方は特に気をつけたいですね。
3.ビタミンB群の不足
ビタミンB群には肌の潤いを保つために必要な栄養素が含まれており、これが不足してしまうと唇だけでなく肌にも影響があるので進んで摂取していきたい栄養素です。普段の食生活に気を遣っている方でも不足することもあるので、コンビニなどでも買える栄養ドリンクで補うということも必要になってくるかもしれません。
4.口呼吸
何かに集中しているときや無意識になっているときにどうしても口が開いていることがあると思います。こういう方は、口呼吸になっている可能性があります。先ほども説明したとおり、唇は繊細で、エアコンの風ですら影響があります。口呼吸では、唇に空気があたるのでよく乾燥してしまいます。また、寝ているときに口が開いている方は鼻詰まりや寝る姿勢を改善したり、口専用のテープを貼るのも効果的です。普通のテープを貼ると肌によくないし、かゆくなってしまう方もいるようなのでおすすめできません。(口専用のテープは薬局などで購入できます。)
5.唇の皮をめくる
これは私が幼いときからの癖でやってしまっているもので、皆さんの中にもやっている方がいると思います。唇ターンオーバーは肌よりも断然早いので、むいても「また再生するしいっか」と思ってしまいますよね?しかし古い角層が残っている場合、唇がくすんで見えてしまうので気をつけなければなりません。
対処法
ここからは、私が実際に試したもので効果があったものを話していきます。
- 唇パック
これは30分程度でできて唇がとてもプルプルになります。まず用意するものは、リップクリーム(ハチミツでする方もいます)とサランラップです。手順としては簡単で、リップクリームを唇全体に塗り、サランラップで覆うだけです。これは今すぐにでもできるし、費用がかかりません。ですが、効果は絶大で初めてやったときは感動しました。この方法は週に2,3回程度で行うのがよいでしょう。
2.唇をまきこむ
この方法は、無意識に口を開けてしまう方や、唇が厚い方にもおすすめです。外気に唇を触れさせないことで乾燥を防ぎます。古典的ですが、理にはかなっています。また、口元を意識するためでもありますし、口元のたるみを防ぐことにもつながります。
3.リップクリームの塗り方
これは、以外にとても大事で、リップクリームの保湿持続時間も延びたと感じます。ポイントは、唇のしわに沿って縦にリップクリームを塗り込んでいくことです。口を開いた時に切れてしまう方におすすめです。また、唇の皮が剥がれてきてしまっている方は剥がれている皮を引っ張りながら輪郭部分に塗るようにすると良いでしょう。
おすすめのリップクリーム
|
このリップクリームは医薬部外品ということもあり、とても保湿力が高いものです。また、めんどくさがりの私でも続けることができるくらい保湿持続時間が長いのでおすすめです。